最近では競馬に対するイメージも改善されており、女性や若い世代のユーザーが増加しています。競馬場でデートを楽しむカップルも多く、一つのアミューズメント施設として競馬に興味がない人でも1日楽しく過ごせる場所となっています。
しかし中には「女子でも競馬場に行って楽しむことができるのかな…?」「イメージが良くなったとはいえ不安がある」と競馬場に行くことを躊躇している人も多いのではないでしょうか?
カップルで彼氏が競馬に詳しいなら不安はないと思いますが、女子だけで競馬場に行くことは少し怖いですよね?
しかし、実際に行ってみれば分かりますが、女子だけで来ている人も多くテーマパークのような存在だと感じることができると思います。
そこでこの記事では女子が競馬場に初めて行っても楽しめる方法をご紹介していきたいと思います。今度行くことが決まったけど何をすれば良いのか分からないという人は是非参考にしてみてください。
最近UMAJOが急増中!
テレビCMでも有名な女優さんが競馬場を散策している様子が放送されていたり、番組でもアイドル達が予想合戦を繰り広げていたりと女性でも楽しめるものという認識が広がってきています。
そこで最近注目されているのが「UMAJO」と呼ばれている人達です。UMAJOとは競馬を楽しむ女性たちのことを言い、競馬をギャンブルとしてだけではなく、レースを見て楽しんだり、競馬場に行ってグルメを楽しんだりすることが特徴です。
中央競馬を取り仕切っているJRAもUMAJOを推しており、公式サイトでも特集が組まれていたり、特設サイトが解説されたりしています。また日本各地にある競馬場と連携してUMAJOイベントも開催されており、女性が競馬場に来ることが当たり前の時代になっています。
イベントでは無料のドリンクがサービスされたり、オリジナルスイーツが販売されたりと盛り上がる内容となっています。また競馬場では女性のコンシェルジュもいるので、安心して競馬について聞くことが出来ます。
UMAJOのサイトに行く
競馬場はギャンブルだけの施設ではなくなってきている?
一昔前は怖い顔をしたおじさんが競馬新聞を持ちながらうろうろしてるとか、ゴミとかタバコの吸い殻が落ちていて汚い場所というイメージが強かったと思います。というか実際に近いものがあったと思います。
しかし最近では競馬場側が女性へかなり配慮しており、気軽に行って楽しめるスポットとして注目を集めています。競走馬は老若男女関係なく誰が見ても恰好良く、生で走っている姿を見ればきっと虜になるのではないでしょうか?
まだ競馬場に行ったことがないという人は是非一度足を運んでみて欲しいと思います。きっと今までのイメージが一新されると思いますよ。
日本全国に競馬場はある!
競馬には中央競馬と地方競馬の2種類あります。テレビで放送されているような競馬はJRAが主催している中央競馬になります。国が運営しているだけあって、力が入っているのは中央競馬です。できれば最初に訪れるのも中央競馬を開催している競馬場に行ってみて欲しいと思います。
中央競馬を開催している競馬場は全国で10か所あります。それぞれ北から順に紹介していきます。
- 札幌競馬場
- 函館競馬場
- 福島競馬場
- 新潟競馬場
- 東京競馬場
- 中山競馬場
- 中京競馬場
- 京都競馬場
- 阪神競馬場
- 小倉競馬場
になります。CMなどで流れている競馬場は東京競馬場になっており、他の競馬場よりも綺麗で大きな競馬場となっています。
また中央競馬が開催されるのは週末だけです。平日に行ってもレース開催されていないので、土日に行くようにしましょう。また競馬場によってレースが開催される期間があり、毎週末行われるわけではないので行く前にちゃんと確認することをおすすめします。
どの競馬場も入場料が発生しますが200~300円程度なので、1日楽しめることを考えるとコスパも良いですね。
競馬初心者女子が初めての競馬場を楽しむための5つの方法!
では早速競馬初心者の女子が初めて競馬場を楽しむための方法を解説していきたいと思います。馬に興味があったり、最近テレビで見て競馬場に行ってみたいと思っている方は是非参考にしてみてください!
競馬女子が楽しむ方法その1:服装は動きやすくなるべくスカートは避ける
最初に解説したいことは服装についてです。お出掛けとなるとオシャレな服装で行きたくなると思いますが、なるべくなら動きやすくスカートじゃない恰好で行くことをおすすめします。競馬場はとても広いため靴もスニーカーが良いかもしれませんね。
競馬場の施設内にも楽しむスポットはたくさんありますが、やはりメインはパドックやレース場で馬を見ることだと思います。しかしレース場は外になるので、見ている時はずっと外です。風が強く吹く時もあり、スカートではレースに集中できないかもしれません…。
下記でも紹介しますが、指定席に行けば屋外ではなく施設内で見ることができますが、数に限りがあるため取れない場合もあります。
屋外にいる長くいる可能性も考慮して日焼け止め対策も忘れずに行いたいですね。せっかく行ったのにずっと施設内というのも味気ないので服装は注意しましょう。
競馬女子が楽しむ方法その2:グルメを楽しもう
競馬場ではグルメに力を入れいているところもあります。特に東京競馬場ではそばやラーメンなどランチに最適なグルメだけではなく、ソフトクリームや名物のドーナツなどのスイーツも充実しています。
ファーストフードやパスタ屋など豊富なレパートリーがありますが、ゆっくりと食事を楽しみたい人は6階にあるホテルオークラのレストランがおすすめです。馬券で儲けることが出来た時などは奮発して豪華なランチに舌鼓を打つのもありだと思います。
他にも紹介しきれないくらいのグルメがあり、食事をメインに訪れる人も少なくありません。また馬にちなんだ食べ物もたくさんあり、競馬場ならではグルメも多いので是非食べてみてください。
きっと1日で制覇することはできないと思いますし、行くと場所が様々で迷ったりもすると思うので、あらかじめ食べたいものを決めてから行くとスムーズかもしれませんね。
競馬女子が楽しむ方法その3:生で競走馬を見よう
グルメや楽しい催しがある競馬場ですがやはりメインは競走馬です。動物園にいるような馬とは鍛え方が違うので筋肉の量などに驚くこともあると思います。また大きさも違うのでその迫力に圧倒されることを間違いなしです。
基本的に競走馬を見ることができるのはレース会場とパドック場の2つです。パドックはレース直前の競走馬たちがゆっくりと観客たちに仕上がりを見てもらう場所で、じっくりと競走馬を見る時におすすめです。しかし、本気で予想をしている人たとも多いためはしゃぎすぎに注意です。特にレース前の競走馬はピリピリしていることもあるので大きな声を出さないようにしましょう。
そしてできればレース場で走っている姿も見て欲しいと思います。十数頭の馬が一斉に走ることの壮大さと、最終カーブを曲がって直線に入ってくるときの地鳴りのような足音は圧巻です。レース中は大声で応援してもそこまで問題はないため、予想した馬の応援をしてあげましょう。
競馬女子が楽しむ方法その4:大きなレースの日は避ける
競馬にはレースごとにグレード分けされており、実力が高い競走馬だけが出走できるレースもあります。大きなレースになると競馬ファンたちも人気馬の姿を一目見ようとたくさん競馬場に足を運びます。
そのため日本ダービーやジャパンカップなど大きなレースの日は人の量が半端じゃないことになります。友達と少しでもはぐれたら一瞬で見つからなくなるくらい人がいます。
大きなレースの雰囲気も是非味わって欲しいとは思いますが、最初に行くべきではないと思います。まともに競走馬を見れずに帰ることになる可能性も…。どうしても大きなレースを見たい人は、メインレースが開催されるのはいつも15時から16時の間なので、人が少ない午前中に来て競馬場を能しておくというのも一つの手かもしれませんね。
競馬女子が楽しむ方法その5:指定席でレースを見る
上記絵も軽く触れましたが、競馬場に指定席と言われる優雅にレースを観戦できるスペースが存在します。いわば個室のようなもので、別途料金が発生しますが、レース会場全体を上から見ることができるため、初心者の方でもゆっくりとレースを楽しむことが出来ます。
東京競馬場の指定席では席にいるままパドックを見れたり、キャッシュレス投票用ICカードを利用することで席から馬券を購入することもできます。
指定席にはグレードがあり一番高い「UMACAシート」という席だと一人4000円となっていますが、C指定席だと一人1000円から利用することが出来ます。全ての席の特徴がコチラです。
- UMACAシート:一人4000円税別 ネット予約 禁煙
- S指定席:一人3000円税別 ネット予約 禁煙
- A指定席:一人2000円税別 当日販売 ネット予約 禁煙
- B指定席:一人1500円税別 当日販売 ネット予約 禁煙
- C指定席:一人1000円税別 当日販売 ネット予約 禁煙
- シニア席:無料 65歳以上限定 当日先着順 禁煙
となっています。大きなレースではネット予約もすぐに埋まりますし、当日販売分も即完売してしまいます。そのため、予約が取れなかったら諦めたほうが良いですね。人が少なそうな日なら当日分が残っている可能性もあるので、早めに競馬場に行って確認してみましょう。
まとめ
今回の記事では競馬初心者の女子でも競馬場を楽しむ方法をご紹介しました。今回紹介しきれない魅力がまだまだあるので、少しでも興味があるという方はまず一度行ってみて欲しいと思います。
1回だけでは全てを堪能できないくらい広くて様々な催しがあるので、きっとまた行きたくなると思います。
そしてもし競馬場に行ったのなら馬券も購入してみて欲しいと思います。100円から購入することができるので安心ですし、もし自分が選んだ馬が1着になったらきっと競馬の虜になるはずです。マークシートの書き方は少し複雑なので事前に調べるか、詳しい人と一緒に行くことをおすすめします。