競馬を始めたばかりだと、1つのレースを予想するにも大変ですよね。
競馬は予想に必要な要素が多く、様々な要素を組み合わせて予想を行わなくてはなりませんが、競馬を始めたばかりだと一体何をどうすればわからないということが当たり前です。
そんな時におすすめしたいのが「競馬新聞」です。競馬新聞は競馬玄人はもちろん、競馬を始めたばかりの初心者にもおすすめな、競馬に欠かすことが出来ないアイテムの一つとなっています。
とはいえ、競馬新聞にも種類は様々です。たくさん選択肢があるのはいいですが、それだと迷ってしまいますよね。
そこで、この記事では競馬新聞の種類や、競馬新聞の中でも初心者におすすめしたいものをご紹介していきたいと思います。
競馬新聞を使って予想を行いたいという方は是非この記事を参考にしてみてくださいね。
競馬新聞には2種類ある
競馬新聞はその名の通り、競馬に特化した新聞です。競馬について知りたいという競馬初心者の方にもオススメです。
競馬新聞は手に入れるのも簡単で、コンビニなどで手軽に購入することができます。とはいえ、競馬を始めたばかりの初心者の方は種類があまりに多いので、どれを選べばいいのかわからないということも少なくありませんよね。
しかし、どれがいいかわからないからといって競馬新聞を使わないのはかなり勿体無いです。
まず、競馬新聞は大きく分けると2種類あります。一つは「競馬専門紙」で、もう一つは「スポーツ新聞」です。
競馬専門紙
競馬専門紙はその名の通り、競馬専門の新聞です。すべての紙面に競馬について書かれているため、たくさんの情報を得ることができます。
全場のすべてのレースを見たいという方や、競馬専門紙を参考にして自分なりの予想を行いたいという方には競馬専門紙がおすすめです。
スポーツ新聞の競馬欄では物足りないという人は競馬専門紙を読むといいでしょう。
競馬専門紙はレース前日に販売され、早ければ金曜の昼前に土曜の新聞が並ぶこともあります。早いうちから手に入れることで、初心者の方でもじっくり予想を行うことができます。
調教についてもかなり詳しく書いてあった、馬柱にも過去のレースがたくさん掲載されていたりします。また、関係者のコメントについても全頭掲載されているため、チェックが欠かせません。
競馬専門紙の情報料は凄まじく、1週間かけても読み切れないほど有益な情報が詰まっています。
スポーツ新聞の場合、競馬について掲載される欄は限られるため、掲載されるのはビッグレースや注目されている競走馬に偏ります。
そうなるとどうなるかというと、自分の予想まで偏ってしまうことになります。たくさん情報がある馬と、全く情報のない馬ではとらえ方も異なりますよね。
しかしながら、競馬専門紙の場合はどの馬もほとんど平等に扱っています。そのため、情報が足りないこと、情報が多すぎることで予想を左右されてしまうことがありません。
馬券を予想を真剣に行いたい!という方は専門性・客観性の高い競馬専門紙がおすすめです。
ただし、本当に競馬を始めたばかりという人の場合、あまりの情報量の多さに混乱してしまう可能性もあります。
情報がたくさんあっても、それを活かすことが出来なければ意味はありませんよね。
また、競馬専門紙は値段が少し高めであるというデメリットもあります。スポーツ新聞は140円ですが、競馬専門紙の相場は1部500円です。ワンコインとはいえ、500円になるとかなり割高な感じがしますよね。
そのため、ある程度の知識がついてきて、競馬専門紙の情報を活かすことができるという状態になってからでないと、競馬専門紙を買っても無駄になってしまう可能性があります。
スポーツ新聞の方が安いので、まずはスポーツ新聞を購入して、競馬欄を見てみて、それで物足りなければ競馬専門紙を買うというのもおすすめです。
スポーツ新聞
スポーツ新聞は競馬専門ではありませんが、競馬の情報も掲載されています。
そんなスポーツ新聞は、過去の成績欄をそこまで気にしないという方や、メインレースなどを少し予想したいだけという方に向いています。
まずは何と言っても、その値段の手頃さです。ほとんどの新聞社のスポーツ新聞が1部140円ほどで購入できるため、競馬専門紙が500円であることを考えるとかなり安いんです。
また、スポーツ新聞なので、競馬の他にもサッカーや野球などのスポーツについての記事も楽しむことができますし、その時話題になっている芸能ニュースなども楽しむことができます。
競馬予想で頭が煮詰まってしまった時などに、このような競馬とは無関係の記事は良い息抜きになったりします。そのため、気楽にメインレースや午後のレースだけ予想をしたいという人はスポーツ新聞を買うことも多いようです。
また、スポーツ新聞には関係者の話や注目されている競走馬の取材なども掲載されていたり、競馬のロマンを感じる記事などが掲載されることがあるなど、読み物としても楽しめる部分もあります。
ただし、スポーツ新聞のデメリットとして、競馬専門紙とは違って手に入るのはレース当日の朝です。基本的にスポーツ新聞は朝刊のため、レースの朝に手に入れて、そこから予想を行うことになります。
前日からしっかり落ち着いてレース情報を調べて分析して予想に活かしたいという人からすると、スポーツ新聞では時間が足りなくなってしまうでしょう。
さらに、スポーツ新聞は競馬専門の新聞ではないため、どうしても情報が限られてしまいます。例えば、馬柱の過去のレース数も競馬専門紙に比べると非常に少ないです。
ローカスや午前中のレースの場合、1〜2つほどしか過去の成績が掲載されないこともあり、さらに、調教欄も簡単なものになっています。
しっかりした情報を仕入れて予想をしたいという人からするとスポーツ新聞は物足りないと思うので、そのような方は競馬専門紙がおすすめです。
競馬新聞オススメ3選を紹介!
以上のように、競馬新聞にはスポーツ新聞と競馬専門紙があります。
競馬新聞を選ぶときは、自分の予想方法や予想したいレース、欲しい情報などで選ぶのがおすすめです。
ここからは競馬新聞の中でも特におすすめのものをご紹介させていただきますので、是非参考にしてみてくださいね。
東京スポーツ
まずご紹介したいのが、「東スポ」でおなじみの東京スポーツです。
ゴシップでも知られる東京スポーツ新聞ですが、朝刊ではなく夕刊であるため、レース前日から予想を行うことができるというのが最も大きな特徴です。
140円と安いだけでなく、競馬にも力を入れているため、競馬ファンからはかなり人気のあるスポーツ新聞となっています。
安くて競馬情報が充実しているのは嬉しいですよね。大阪では「大阪スポーツ」、愛知では「中京スポーツ」とまた別の名称となっていますが、すべて同じ新聞です。
予想力が的確と話題の舘林勲記者やウイニング競馬にも出演している虎石晃記者などが予想を行っています。
またさらに、爆笑問題の田中裕二、メジャーリーガーの田中将大投手など著名人の予想を見ることができるというのも大きな特徴です。
楽しみながら予想を行いたいという人には東京スポーツはぴったりだと言えるのではないでしょうか。
競馬専門紙をしっかり読みこなすのは、実際にはかなり難しいため、本当に競馬を始めたばかりだという人はスポーツ新聞で十分だと思います。
むしろ逆に500円もかけて競馬専門紙を買っても、参考にすることができずに無駄にしてしまう可能性が高いです。
競馬エイト
競馬エイトは競馬専門紙の中でも特にオススメなものの一つです。
競馬専門紙というとどうしても、競馬初心者からするととっつきにくいイメージがありますよね。しかしながら競馬専門紙は見た目もポップで、カラー面が多く見やすいので初心者にもオススメです。
競馬新聞では、掲載されている情報がどれだけ多いかということも大切ですが、まだ慣れないうちから白黒の紙面を見るというのはなかなか大変です。
カラーだと情報を読取りやすくなるため、情報の視認性が高まります。そもそも競馬初心者はまだ情報を見慣れていないわけなので、まずは慣れることが大切です。
そして、カラーの情報は慣れるにはもってこいです!また。全場全レースが完全掲載されているというのも特徴の一つです。
全部のレースをやると意気込んでいる人にもばっちりですね。ただし、36レースも欲張れば1つ1つのレースの予想の精度は確実に下がることになるため注意が必要です。
研究ニュース
研究ニュースはかなりポップな中央競馬専門紙で、トラックマンがイラストで描かれています。
500円で8ページ建てとなっており、馬柱は縦積みになっています。A3とコンパクトで、馬齢やレースの条件で担当を変えて予想が行われています。
研究ニュースはコンビニプリントも扱っているため、どこでも楽しめるというのも嬉しいポイントではないでしょうか。
あまり字ばかりになってしまうと、うんざりしてしまうのではないかと心配な人は研究ニュースのようにポップで見やすい競馬新聞がオススメです。
まとめ
以上、競馬新聞についてご紹介させていただきましたがいかがでしょうか?
難しいと思われ、競馬初心者には敬遠されがちな競馬新聞ですが、実は初心者こそ見るべき情報がたくさん詰まっています。
スポーツ新聞であれば140円と価格も手頃で、コンビニなどどこでも気軽に手に入れることができるため、本当に競馬を始めたばかりという人にもオススメです。
スポーツ新聞では物足りなくなったら、豊富な情報を得ることができる競馬専門紙を読むようにすれば、満足できるはずです。
自分の希望や予想方法、好みによって競馬新聞を使い分ければ、より楽しみながら競馬予想をすることができるはずです。
競馬初心者の方は是非この記事でご紹介した競馬新聞を参考にしてみてくださいね!